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活動方針(2008年度)

2008年度JCAS活動方針について   (第19回運営委員会議事録より)

 

1. 第3期運営委員会の活動方針案

高倉委員長より、配布資料5に基づいて昨年度のJCASの活動の総括があった。JCAS加盟組織の構成員に広く認知されるための方策にさらなる工夫が必要であることが述べられた。それに対し、2007年9月スマトラ沖地震時には、初動調査時にJCASを通じて依頼があり、実際に調査に同行したことが山本委員より報告された。なおこの協力は人道支援団体からも高く評価されたとのことである。社会連携研究会では、そうした実績をさらに周知する必要のあることが述べられた。また高倉委員長から、2008年度の方針として、加盟組織間の交流強化を通して地域研究情報の相互活用の強化が必要であることが述べられた。加盟組織ごとの需要を掘り起こすこと、広報のさらなる工夫、研究会とJCASの関係の連携強化など。

2.今年度運営委員の役割分担案の提示

高倉委員長より運営委員会構成案が提示され、議論の結果、以下のような構成案に修正された。

作業部会/研究会等
第三期運営委員案
運営委員会(委員長)
+副委員長
◎高倉浩樹(委員長)
赤嶺淳(副委員長)、林行夫(副委員長、事務局長)
年次集会 ◎信田敏宏、石井正子、石川登、(他1名未定)
広報部会(仮称)
(ウェブ・アーカイブ、HP管理、ニューズレター、要覧)
◎柳澤雅之、林行夫、(他1名未定)
和文雑誌『地域研究』 ◎押川文子、村上勇介、飯塚正人、家田修
大学院教育・次世代支援プログラム
◎赤嶺淳、寺田勇文、堀坂浩太郎、宮原曉、スラ研*1、民博*2、村上勇介
情報資源共有化研究会 ◎北村由美、家田修
地域情報学研究会 ◎原正一郎、奥村誠
社会連携研究会 ◎阿部健一、大西健丞、石井正子
地域研究方法論研究会 ◎山本博之、高倉浩樹
事務局(メルマガ、ML管理等)
◎林行夫
将来検討WG ◎高倉浩樹、赤嶺淳、奥村誠、飯塚正人、西井凉子、林行夫、柳澤雅之
 ◎は代表

・ 将来検討WGは、これまでの事業を継続しつつも新しい活動を考える。飯塚委員より、将来検討WGでの課題のひとつとしてJCAS賞を検討することが提案された。
・ ウェブ・アーカイブ、HP管理、ニューズレター、要覧はあわせて広報部会とするよう提案があった。
・ 未定の人員は、部会/研究会で推薦する。
2008年度の部会/研究会ごとの活動計画案は、部会/研究会代表が作業計画を、理事会開催(7月開催予定)までに提出する。

3.その他

・ 家田委員より、総合地球環境学研究所の研究推進戦略センター(センター長:秋道智彌教授)が中心となって申請中の概算要求について報告があった。地域・環境・情報をキーワードとして、JCASを中心にして関連部局が連携するタイプの研究ネットワーク形成のための予算。5月9日~10日に総合地球環境学研究所で研究会が開催される予定。
・ ジャパンプラットフォームからの運営委員について議論があった。
・ 押川委員から、2008-2009年度理事会について説明があった(配布資料8)。新規の幹事組織として民博(小長谷理事)が参加し、大阪大学グローバルコラボレーションセンターからの幹事が栗本英世氏に交代したことが報告された。
・ 今後の運営委員会については、運営委員会と年次集会あわせて5回を予定し、次回は、6月30日、7月7日、7月11日で日程調整。場所は東京駅サピアタワーで午後3:00から。
・ 年次集会は11月8日、15日、29日、12月6日の中で調整、場所もあわせて委員会が決める。
・ 家田委員から、すでにメールによって依頼している「対外報告 地域研究の基盤整備・強化へ向けて(第2次案)」(配布資料9)に対するコメントを送るよう依頼があった。4月25日までに家田委員に直接送る。
・ 柳澤委員より、JCASの新HPの構造ができ、情報を入力していくために、幹事組織のHP/情報基盤担当者に協力が要請された。また、運営委員メンバーも、新HPを利用し、不具合や改善点等についてコメントするよう依頼があった。詳細は、別途、メールで送信する。