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地域研究コンソーシアム賞

 地域研究コンソーシアム(JCAS)は、国家や地域を横断し、人文・社会科学系および自然科学系の諸学問を統合する新たな知の営みとしての地域研究のさらなる進展を図ること、その基盤としての地域研究関連諸組織を連携する研究の実施・支援体制を構築することを目的として設立されました。この目的を実現するためJCASでは、1) 共同研究の企画・実施・支援、2) 国際的な共同研究・臨地研究の企画・実施、3) 研究成果の国内外への発信・出版、4) 地域研究情報の相互活用・共有化と公開、5) 教育・人材育成のための連携・協力を具体的目標として掲げています。
 JCASでは、上記の目的、目標を達成するうえで大きな貢献のあった研究業績や社会連携活動を広く顕彰するため、地域研究コンソーシアム賞(JCAS賞)を設けています。


第12回(2022年度)地域研究コンソーシアム賞

 2022年度地域研究コンソーシアム賞(JCAS賞)の候補を以下のように募集します


【選考部門】  (1) 研究作品賞、(2)登竜賞、(3)研究企画賞、(4) 社会連携賞

【推薦受付期間】 2022年4月1日(金)~4月 11日(月)(必着)

【提出先】 地域研究コンソーシアム事務局



趣旨
 地域研究コンソーシアム(JCAS)は、国家や地域を横断し、人文・社会科学系および自然科学系の諸学問を統合する新たな知の営みとしての地域研究のさらなる進展を図ること、その基盤としての地域研究関連諸組織を連携する研究の実施・支援体制を構築することを目的として設立されました。この目的を実現するためJCASでは、1) 共同研究の企画・実施・支援、2) 国際的な共同研究・臨地研究の企画・実施、3) 研究成果の国内外への発信・出版、4) 地域研究情報の相互活用・共有化と公開、5) 教育・人材育成のための連携・協力を具体的目標として掲げています。
 JCASでは、上記の目的、目標を達成するうえで大きな貢献のあった研究業績や社会連携活動を広く顕彰するため、地域研究コンソーシアム賞(JCAS賞)を設けています。本年度も下記の要領で募集します。地域や国境、そして学問領域の境界を越えた意欲的な作品・活動の推薦をお待ちしています。JCAS賞を通して、今後も、地域研究が地域別の垣根を越えて、研究全体としての質的向上に貢献できますよう、皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。


顕彰部門
1)研究作品賞:
個人ないし共同による学術研究業績で、賞の趣旨に合致する公刊論文ないし図書の作品。2020年4月から2022年3月までの間に公刊された論文ないし図書を対象とします。
2) 登竜賞:
大学院生ないし最終学歴修了後10年以内を目安とする研究者による学術研究業績で、賞の趣旨に合致する公刊論文ないし図書の作品。2020年4月から2022年3月までの間に公刊された論文ないし図書(博士論文を含む)を対象とします。登竜賞推薦作品のうち特に研究作品賞としてふさわしいとされた作品に研究作品賞を授与する場合があります。
3)研究企画賞:
賞の趣旨に合致する共同研究企画の実績(実施された研究集会等、公刊された論文ないし図書等、インターネットで公開されたコンテンツ等を含む)。2020年4月から2022年3月までの間に実施され、または成果が発表された企画(2020年3月以前からの継続を含む)を対象とします。
4)社会連携賞:
教育・人材育成のための連携・協力をはじめ、狭義の学術研究以外の分野で賞の趣旨に合致する活動実績。2020年4月から2022年3月までの間に実施された活動(2020年3月以前からの継続を含む)を対象とします。


推薦方法
JCAS賞は推薦により選考されます。自薦・他薦を問いません。推薦者は個人に限ります。推薦者はJCASの加盟組織に所属していなくてもかまいません。推薦書類の記載は日本語に限ります。
推薦者は複数の作品・活動を推薦できますが、同一の作品・企画・活動を複数の部門に重複して推薦することはできません。また、一人の人または一つの組織について推薦できるのは原則として一つの作品・企画・活動とします。推薦書類の様式は特に定めませんが、以下の各項目を記入してください。(ファイルをダウンロードこちらの様式をダウンロードして使用してもかまいません。)

1)推薦者の氏名、所属・職名(もしくは主な経歴と研究活動業績)、連絡先(メールアドレス)
2)推薦部門(研究作品賞・登竜賞・研究企画賞・社会連携賞のいずれか)
3)被推薦者の氏名、所属・職名(もしくは主な経歴と研究活動業績)、連絡先(メールアドレス)。自薦の場合、氏名以外は省略可。
4)推薦対象の作品・企画・活動の情報:作品の場合は書誌情報(刊行年月を明記してください)と概要。企画の場合は企画の名称、概要、表彰の対象となる代表者名(ないし組織名)と連絡先。活動の場合は活動の名称、概要、表彰の対象となる代表者名(ないし組織名)。いずれも概要は400〜1000字で、ほかに図表等を挿入してもかまいません。研究作品賞と登竜賞に論文または図書を推薦する場合は、当該論文の抜刷または図書を同封してください。研究企画賞または社会連携賞への推薦は、企画内容や活動内容がわかる参考資料一式を添えてください。
5)推薦理由:JCAS賞の顕彰目的を踏まえた推薦理由。400~1000字。


注意事項
1)推薦書類は電子メールの添付ファイルによって提出してください。
2)研究作品賞および登竜賞では、審査資料として推薦対象作品(論文の抜刷または図書)を2部提出してください。ただし、審査資料が高価なものや稀少なもので、2部提出するのが困難な場合は1部でも構いません。
3)研究企画賞および社会連携賞では、審査資料は原則として3点以内で提出してください。インターネット上のコンテンツを審査資料とする場合はURL等を示してください。
4)審査資料は、図書等の場合は郵送で、ウェブサイトからダウンロードできるもの等の場合は電子メールで提出してください。
5)審査資料は審査結果にかかわらず返却しません。審査資料が高価なものや稀少なものである場合は提出時に事務局までご相談ください。


審査
JCAS運営委員による一次審査およびJCASによる委嘱を受けた専門委員による二次審査の後、JCAS理事会によって最終審査が行われます。


顕彰
1)JCASの年次集会で授賞式を行います。
2)オンライン・ジャーナル『地域研究』に審査講評と受賞作品・活動の概要を掲載します。図書が受賞対象となった場合は書評を掲載することもあります。
3)JCASホームページに審査講評と受賞した作品・企画・活動の概要を掲載します。


推薦提出・問い合わせ先
E-mail: jcasjimu[at]jcas.jp
〒183-8534
府中市朝日町3-11-1
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 飯塚正人研究室内
地域研究コンソーシアム事務局
TEL: 042-330-5669
FAX: 042-330-5610



第11回(2021年度)地域研究コンソーシアム賞

【選考結果】
◆研究作品賞
荒哲『日本占領下のレイテ島』(東京大学出版会、2021年2月)
◆登竜賞
村橋勲『南スーダンの独立・内戦・難民――希望と絶望のあいだ』(昭和堂、2021年2月)
◆研究企画賞
岩田拓夫「Iwata Takuo (ed.) (2020). New Asian Approaches to Africa: Rivalries and Collaborations, Wilmington: Vernon Press」
◆社会連携賞
NPO法人アフリック・アフリカ「コンゴ・水上輸送プロジェクト」

【2021年度専門委員(敬称略・五十音順)】
<研究作品賞>
和泉真澄 (同志社大学グローバル地域文化学部教授)
倉沢愛子 (慶応義塾大学名誉教授)
鈴木茂 (名古屋外国語大学世界共生学部教授)
寺田勇文 (上智大学総合グローバル学部教授)
<登竜賞>
河野泰之 (京都大学東南アジア地域研究研究所教授)
佐藤仁 (東京大学東洋文化研究所教授)
三尾裕子 (慶応義塾大学文学部教授)
<研究企画賞・社会連携賞>
佐藤寛 (アジア経済研究所上席主任調査研究員)
武内進一 (東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授/アジア経済研究所上席主任調査研究員)
峯陽一(同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授)

審査結果および講評(2021年度) | 募集要項(2021年度)



過去の受賞者

第10回(2020年度)
◆研究作品賞
田原史起著『草の根の中国―村落ガバナンスと資源循環』(東京大学出版会、2019年8月)
◆登竜賞
熊倉和歌子著『中世エジプトの土地制度とナイル灌漑』(東京大学出版会、2019年2月)
友松夕香著『サバンナのジェンダー―西アフリカ農村経済の民族誌』(明石書店、2019年3月)
◆研究企画賞
伊藤敦規「ソースコミュニティと博物館資料との「再会」プロジェクト」
◆社会連携賞
三村豊「笑う怒田プロジェクト」

【2020年度専門委員(敬称略・五十音順)】
〈研究作品賞〉
加藤聖文 (国文学研究資料館准教授)
川口幸大 (東北大学大学院文学研究科准教授)
喜多川進 (山梨大学生命環境学部准教授)
木村健二 (下関市立大学名誉教授)
佐藤仁史 (一橋大学大学院社会学研究科教授)
藤原辰史 (京都大学人文科学研究所准教授)
〈登竜賞〉
栗本英世 (大阪大学大学院文学研究科教授)
清水展 (関西大学政策創造学部特別任用教授)
長沢栄治 (東京大学名誉教授)
〈研究企画賞・社会連携賞〉
稲村哲也 (放送大学教養学部特任教授)
岩本通弥 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
山泰幸 (関西学院大学人間福祉学部教授)

審査結果および講評(2020年度) | 募集要項(2020年度)


第9回(2019年度)
◆研究作品賞
Hideaki Suzuki. Slave Trade Profiteers in the Western Indian Ocean: Suppression and Resistance in the Nineteenth Century. (Palgrave Macmillan, Oct. 2017.)
(※登竜賞部門に推薦された作品ですが、研究作品賞にふさわしいため研究作品賞を授賞することになりました。)
◆登竜賞
中山大将著『サハリン残留日本人と戦後日本―樺太住民の境界地域史』(国際書院、2019年2月)
◆社会連携賞
授賞なし

【2019年度専門委員(敬称略・五十音順)】
〈研究作品賞〉
五月女律子 (神戸市外国語大学外国語学部准教授)
染田秀藤 (大阪大学名誉教授)
床呂郁哉 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授)
〈登竜賞〉
石川登 (京都大学東南アジア地域研究研究所教授)
湖中真哉 (静岡県立大学国際関係学部教授)
桃木至朗 (大阪大学文学研究科教授)
〈社会連携賞〉
家田修 (早稲田大学社会科学総合学術院教授)
立岩礼子 (京都外国語大学外国語学部教授)
宮原曉 (大阪大学グローバルイニシアティブ・センター教授)

審査結果および講評(2019年度) | 募集要項(2019年度)


第8回(2018年度)
◆研究作品賞
湖中真哉・太田至・孫暁剛(編)
『地域研究からみた人道支援――アフリカ遊牧民の現場から問い直す』(昭和堂)
◆登竜賞
高橋沙奈美著
『ソヴィエト・ロシアの聖なる景観――社会主義体制下の宗教文化財、ツーリズム、ナショナリズム』(北海道大学出版会)
◆社会連携賞
受賞対象なし

【2018年度専門委員(敬称略・五十音順)】
〈研究作品賞〉
井上貴子(大東文化大学国際関係学部教授)
武内進一(東京外国語大学現代アフリカ地域研究センターセンター長/日本貿易振興機構アジア経済研究所上席主任調査研究員)
早瀬晋三(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)
〈登竜賞〉
磯崎典世(学習院大学法学部教授)
浦部浩之(獨協大学国際教養学部教授)
芹澤知広(奈良大学社会学部教授)

審査結果および講評(2018年度)募集要項(2018年度)


第7回(2017年度)
◆研究作品賞
雲和広著(Tatiana Karabchuk, Kazuhiro Kumo, and Ekaterina Selezneva共著)
Demography of Russia: From the Past to the Present (Studies in conomic Transition)』(Palgrave Macmillan)
◆登竜賞
長田紀之著
『胎動する国境―英領ビルマの移民問題と都市統治』(山川出版社)
◆研究企画賞
該当なし
◆社会連携賞
NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク、東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門

【2017年度専門委員(敬称略・五十音順)】
〈研究作品賞〉
  帯谷知可(京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授)
  川島真(東京大学大学院総合文化研究科・教授)
  林忠行(京都女子大学・学長)
〈登竜賞〉
  木畑洋一(東京大学/成城大学・名誉教授)
  宮原曉(大阪大学グローバルイニシアティブ・センター・教授)
  森山工(東京大学大学院総合文化研究科・教授)
〈研究企画賞〉(※2018年度は募集なし)
  臼杵陽(日本女子大学文学部・教授)
  清水展(京都大学・名誉教授)
  竹中千春(立教大学法学部・教授)
〈社会連携賞〉
  臼杵陽(日本女子大学文学部・教授)
  清水展(京都大学・名誉教授)
  竹中千春(立教大学法学部・教授)

審査結果および講評(2017年度)募集要項(2017年度)


第6回(2016年度)
◆研究作品賞
 該当なし
◆登竜賞
 神原ゆうこ著
 『デモクラシーという作法:スロヴァキア村落における体制転換後の民族誌』(九州大学出版会)
 佐藤尚平(SATO, Shohei)著
 Britain and the Formation of the Gulf States: Embers of Empire (Manchester University Press)
◆研究企画賞
 「災害対応の地域研究」プロジェクト
  および地域研究叢書シリーズ「災害対応の地域研究」(全5巻、京都大学学術出版会)の刊行
◆社会連携賞
 鹿児島大学国際島嶼教育研究センターの奄美群島における社会連携活動

審査結果および講評(2016年度)募集要項(2016年度)

第5回(2015年度)
◆研究作品賞
 横山智著 『納豆の起源』(NHK出版)
◆登竜賞
 箕曲在弘著
 『フェアトレードの人類学 ラオス南部ボーラヴェーン高原におけるコーヒー栽培農村の生活と協同組合』(めこん)
 小西賢吾著
 『四川チベットの宗教と地域社会 宗教復興後を生きぬくボン教徒の人類学的研究』(風響社)
◆研究企画賞
 該当なし
◆社会連携賞
 境界地域研究ネットワークJAPAN(JIBSN)
 「境界地域を結ぶ『公・学・民』の研究・実務連携と社会貢献」

審査結果および講評(2015年度)募集要項(2015年度)


第4回(2014年度)
◆研究作品賞
 末近浩太著 『イスラーム主義と中東政治:レバノン・ヒズブッラーの抵抗と革命』(名古屋大学出版会)
◆登竜賞
 塩谷哲史著 『中央アジア灌漑史序説―ラウザーン運河とヒヴァ・ハン国の興亡』(風響社)
 高橋美野梨著 『自己決定権をめぐる政治学‐デンマーク領グリーンランドにおける「対外的自治」』 (明石書店)
◆研究企画賞
 谷垣真理子(代表) 「国際研究プロジェクト『華南研究の創出』」
 (『変容する華南と華人ネットワークの現在』(風響社))
◆社会連携賞
 アジアプレス・インターナショナル
 「報道ウェブジャーナル『アジアプレス・ネットワーク』における現代アジア報道」

審査結果および講評(2014年度)募集要項(2014年度)


第3回(2013年度)
◆研究作品賞
 島村一平著『増殖するシャーマン―モンゴル・ブリヤートのシャーマニズムとエスニシティ』(春風社)
 中溝和弥著『インド 暴力と民主主義―一党優位支配の崩壊とアイデンティティの政治』(東京大学出版会)
◆登竜賞
 山本達也著『舞台の上の難民―チベット難民芸能集団の民族誌』(法蔵館)
◆研究企画賞
 企画代表者:田畑伸一郎『ユーラシア地域大国の比較研究』
◆社会連携賞
 (受賞対象なし)
審査結果および講評(2013年度)募集要項(2013年度)


第2回(2012年度)
◆研究作品賞
 高倉浩樹著『極北の牧畜民サハ―進化とミクロ適応をめぐるシベリア民族誌』(昭和堂)
◆登竜賞
 水谷裕佳著『先住民パスクア・ヤキの米国編入―越境と認定』(北海道大学出版会)
◆研究企画賞
 (受賞対象なし)
◆社会連携賞
 西芳実氏の「インドネシア共和国アチェ州における地域情報学を活用した災害対応に関する国際ワークショップの実施」活動(2011年12月21日~26日、インドネシア、バンダアチェ州で開催)

審査結果および講評(2012年度)募集要項(2012年度)


第1回(2011年度)
◆研究作品賞
 堀江典生編著『現代中央アジア・ロシア移民論』(ミネルヴァ書房)
◆登竜賞
 王柳蘭著『越境を生きる雲南系ムスリム-北タイにおける共生とネットワーク』(昭和堂)
◆研究企画賞
 (受賞対象なし)
◆社会連携賞
 石井正子氏の「緊急人道支援と地域研究の人材交流支援」活動

審査結果および講評(2011年度)募集要項(2011年度)