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次世代ワークショップ募集要項(2017年度)

地域研究コンソーシアム(JCAS) 次世代ワークショップ募集要項(2017年度)

地域研究コンソーシアム(JCAS)では、次世代研究者(博士課程後期の大学院生、各種研究員、助教など)のイニシアティヴによるワークショップやセミナーの企画・開催を募集します。研究企画を行うことは、自分自身の研究の枠組みを拡げるとともに、研究者のネットワークを紡ぎ、それを活きたものにする好機となります。なお、採択された企画は、JCASが刊行する学術雑誌『地域研究』への積極的な論文投稿や特集企画の応募を推奨します。

2017年度は以下の4つの枠で公募いたします。応募の際にはどちらの公募枠を希望するか明記してください(複数の公募枠に申請してもかまいません)


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1,「地域研究方法論枠」
(募集件数:1件/40万円まで)
地域研究の方法論に関するワークショップ開催の旅費などを上限40万円まで支援します。開催場所・開催日時の指定はありません。研究成果の「地域研究」への投稿が望まれます(但し、採否は通常の査読を経て決められます)。
<共催:京都大学東南アジア地域研究研究所>

2, 「東南アジア地域研究枠」
(募集件数:1件/40万円まで)
東南アジア地域に関連する企画を募集します。開催会場と開催日時の指定はありません。ワークショップ開催の旅費などを上限40万円まで支援します。研究成果の「東南アジア研究」あるいは「Southeast Asian Studies」への投稿が望まれます(但し、採否は通常の査読を経て決められます)。
<共催:京都大学東南アジア地域研究研究所>

3, 「アジア・アフリカ地域を対象とする総合的研究枠」
(募集件数:1件/40万円まで)
アジア・アフリカ地域に関連する企画を募集します。開催会場と開催日時の指定はありません。ワークショップ開催の旅費などを上限40万円まで支援します。研究成果の「アジア・アフリカ言語文化研究」への投稿が望まれます(但し、採否は通常の査読を経て決められます)。
<共催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所>

4, 「スラブ・ユーラシア地域(旧ソ連・東欧)を中心とした総合的研究枠」
(募集件数:1件/40万円まで)
スラブ・ユーラシア地域に関連する企画を募集します。開催場所の指定はありません。ワークショップ開催の旅費などを上限40万円まで支援します。開催時期は2018年2月上旬までとします。テーマの指定はありませんが、複数の研究領域に関わる学際的な企画が望まれます。また、研究成果は「スラヴ研究」あるいは「欧文誌Acta Slavica Iaponica」への投稿が期待されます(但し、採否は通常の査読を経て決められます)。
<共催:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター>

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■ 申し込み先
京都大学東南アジア地域研究研究所内
地域研究コンソーシアム事務局 次世代支援部会担当宛
E-mail: jisedai[at]cias.kyoto-u.ac.jp

■ 公募期間
2017年6月8日(木)~7月7日(金)

■ 締め切り
2017年7月7日(金)必着 

■ 応募条件
1. 企画は2017年8月以降、年度内に実施すること。
2.企画責任者はJCAS年次集会(2017年)で企画事業について口頭報告すること。
3. 実施と成果発表(出版等)にあたっては、地域研究コンソーシアムの「地域研究次世代ワークショップ・プログラム」によるものであることを明示すること。
4. 事前にJCASのホームページやメールマガジン、加盟組織のメーリングリスト等を通じて広報するなど、公開性のある活動とすること。
5. 完了後は、実施報告をJCAS事務局に提出すること(この報告はJCASホームページに掲載されます)。

■ 応募資格
本プログラムの主旨に合致する地域研究者(または地域研究に携わる国内の機関に所属する研究者)をアドバイザーとして企画に加えてください。アドバイザーは企画参加者と兼ねてもかまいません。アドバイザーには、自身の科研費等の外部資金による研究プロジェクトの経験をもとに、申請書の作成はもとより、会計をはじめとした事務運営の実際について適切な指導と助言が期待されます。


■ 応募方法

 下記の所定事項を記入した応募申請書をメールで送付してください。とくに書式は設けません。

■ 応募申請書に記載が必要な所定事項
1. 企画名
2. 公募枠のいずれに該当するか記入すること。複数の公募枠での審査を希望する場合は複数の公募枠を記入してください(3つまで)。
3. 企画責任者氏名
4. 企画責任者連絡先(住所、電話、ファックス、E-mail)
5. 企画の概要(1200字以内)
6. 開催予定場所
7. 開催予定日
8. JCASによる支援を希望する経費。国内旅費と会場費の費目別に、おおむね科学研究費補助金の基準で計算し、経費内訳と概算額を明示してください。旅費については支給対象者数と発着地を記入してください。採択決定後、詳細はJCAS事務局および共催組織と相談していただきます。
9. 企画参加者および役割分担一覧(JCAS加盟組織のメンバーに○印をつけてください。アドバイザーは連絡先メールも併記してください。)
10. 共催・後援・協賛等となるJCAS以外の組織名とその負担内容
11. 期待される効果(400字程度)

■ 結果通知
 次世代部会および運営委員会で検討審議し、企画責任者に採否を連絡します。採択の場合、必要な事務連絡はあらためてJCAS事務局からおこないます。 なお、採否についての問い合わせは受けつけません。


■ 注意事項

1. 企画責任者はJCAS年次集会(2017年10月28日東北大学)で概要を発表するための旅費を申請書に盛り込んでください。

2. 経費については以下の点にご留意ください。

 ・ 国内旅費には往復の交通費と日当・宿泊料が含まれます。

 ・ 会場費の支払いは正式な見積書・請求書・領収書を発行できる場合に限ります。

 ・ 謝金は支払えません。経費に含めないでください。

 ・ 交通費と日当・宿泊料は科学研究費補助金に準じます。支払いは、所定の手続を行っていただいた上で、実施日以降に口座振り込みとなります。交通や宿泊に予約金等が必要な場合はアドバイザーに立替払いをお願いしてください。

3. 採択後の企画の実施については、公募枠ごとに定められている共催組織と相談のうえで進めていただきます。企画内容の調整、予算執行のための手続き、成果報告などについては共催組織の担当者と相談のうえで進めてください。ただしJCAS全体での成果の取りまとめ等はJCAS事務局が担当します。

4. 予算執行に当たっては、セミナー等開催の1か月前までに支出のための書類を提出していただきます。書類の作成にあたっては共催組織の担当者の指示にしたがってください。なお、必要書類の提出が遅れた場合、企画の実施ができないことがあります。また、応募時とくらべて企画の内容が著しく変更されていたり、経費が著しく増額になっていたりする場合には、採択後でも採用を取り消すことがあります。