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特定課題研究「東南アジア研究の国際共同研究拠点」

特定課題研究プログラム「東南アジア研究の国際共同研究拠点」企画募集

地域研究コンソーシアム(JCAS)では、加盟組織との共催により、特定課題に関する研究企画の公募を行っています。
このたび、京都大学東南アジア研究所の「東南アジア研究の国際共同研究拠点」との共催により、俯瞰的な視点から東南アジア研究を推進するための萌芽的な研究プロジェクトを公募します。

1. 研究課題
東南アジア世界が直面している諸問題に取り組み、解決への方途を探る研究、東南アジア研究の広域アジア化と地域概念の再検討に関する学際的・基礎的研究等、東南アジア地域研究に関するあらゆる課題とします。

2. 共同研究および公募出版のタイプ
萌芽型(募集:2課題)。斬新なアイディアに基づく萌芽的な共同研究や、近い将来のプロジェクト形成を目指す共同研究を実施していただきます。

3. 応募資格
研究代表者が代表して申請することとします。研究代表者は、日本国内の大学その他の研究・教育機関に所属する教員および研究員とします。
研究代表者は、共同研究の推進を図り、研究計画の立案、参加者の選定、研究会の主宰、研究の推進、研究成果の取りまとめを行い、別紙の様式にしたがってその都度の状況報告を行うとともに、年度末に研究成果報告書を提出していただきます。

4.共同研究の構成
共同研究者の半数以上は京都大学に所属しない者としてください。共同研究者には博士後期課程在学中の院生を含めることができます。また、事務手続き等の運営を円滑に進めるため、京都大学東南アジア研究所の教員を少なくとも1人、共同研究者に含めてください。

5.公募研究の期間
研究期間は2013年3月までの2年間です。ただし、活動状況が不適切であると判断された場合には計画途中でプロジェクトを終了していただくことがあります。

6.共同研究会の開催場所
研究会は原則として共同研究者の所属組織で開催してください。

7.予算規模・使途
予算は1件あたり各年度40万円を上限とします。この予算は、研究会開催や資料・消耗品購入、その他共同研究のための経費として使うことができます。

8.申請方法等
(1) 申請手続き
 ・申請は、所定の様式による申請書を郵送とE-メールにて提出してください。
 ・郵送の申請書には、研究代表者が所属長(部局長)の承諾を受け、所属の公印を押印してください。
 ・応募の際には、共同研究に参加される研究者の名簿を添えてください。
(2) 応募書類および申請期限
 応募書類は下記一覧表の通りです。一覧表から該当する様式をダウンロードしてください。
 ① 申請書[様式1
 ② 研究代表者の略歴[様式2
 ③ 研究代表者の研究業績一覧[任意様式]
 ④ 研究計画[様式3
 ⑤ 研究組織[様式4
(3) 申請期限
 ・応募書類は、2011年4月8日(金)必着で郵便にて送付してください。
 ・封筒には「共同研究応募」と朱書してください。
 なお、提出のあった応募書類は原則として返却しません。
(4) 提出先
 申請書は、一式を郵送するとともに、PDFファイルを電子メールの添付ファイルでお送りください。
 送り先住所・電子メールアドレスは以下の通りです。
 〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町 46
 京都大学東南アジア研究所 研究支援室(西尾)
 電子メールアドレス:ipcr-ml@cseas.kyoto-u.ac.jp
 *メールの件名欄に「共同研究応募」と記入してください。

9.採否
(1) 採否は、地域研究コンソーシアム内に置く選考委員会により選考を行い、京都大学東南アジア研究所の共同研究委員会および教授会の審議を経て同研究所長が決定します。
(2) 採否の判定は、研究の目的・意義、研究組織、計画性(実施計画、他のプロジェクトとの関連性、成果公開計画)などを考慮して行います。特に、①大学・機関間の壁を越えた連携、②テーマの斬新さ、③地域研究の発展への寄与の3点を重視します。
(3) 採否の結果は、Eメールおよび文書にてご連絡します。

10.経費
助成金は旅費、謝金、消耗品、印刷費等に使用することができます。

11.研究成果の公開
研究代表者は、各年度末に共同研究成果・進捗状況報告書(和文または英文)(様式7)を提出する義務があり、年次研究集会で発表していただきます。
共同研究の期間中、ないしは終了後にその成果を取りまとめて、季刊学術誌「東南アジア研究」 Journal of Southeast Asian Studies に寄稿していただくようお願いします。また、刊行(公募出版を含む)もしくは発表(公開シンポジウム、学会分科会、電子媒体など)される場合には、「京都大学東南アジア研究所共同利用・共同研究拠点 「東南アジア研究の国際共同研究拠点」の助成による」と明示してください。

12.参考URL
京都大学東南アジア研究所共同利用・共同研究拠点 「東南アジア研究の国際共同研究拠点」
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/job-openings/collaborative_Research20110408_ja.html