JCASA : Japanese Council of Area Studies Associations
地域研究学会連絡協議会(Japanese Council of Area Studies Associations)は2003年7月6日に次の趣旨を掲げて、地域研究に従事する15学会が参加して発足しました。2015年8月現在では世界中のすべての地域をカバーする20学会が参加しています。
設立趣旨
世界の諸地域をその現状と趨勢に深い関心を払いながら総合的に理解するための「地域研究(エリア・スタディーズ)」に関連する諸学会が、日本における地域研究の発展に寄与するために、互いに交流し、必要な提言をおこなう機関として、「地域研究学会連絡協議会」を設立する。
主たる目的は次の通り。
- 世界の諸地域をその現状と趨勢に深い関心を払いながら総合的に理解するための「地域研究(エリア・スタディーズ)」を日本において推進し、発展させるために、本協議会に参加する各学会は相互に連絡し、協議をおこなう。
- 各学会は相互に研究交流をおこない、互いの成果を活用するとともに、地域間比較や地球的問題群について可能な形で共同研究活動を推進し、地球社会の調和的な発展に学術面から寄与する。
- 前二項の目的を達成するために、日本学術会議などの組織や活動に積極的に参加するとともに、日本の科学者コミュニティーの一翼としての責務を果たす。
- 科学研究費助成金などの競争的研究資金の整備・拡大をはじめとして、地域研究の基盤整備を推進するとともに、若手および次世代の研究者の育成に関わる教育体制の整備に務める。
- 地域研究に関連する海外の学会や国際学術団体、さらに広く国際的な科学者コミュニティーとの交流を推進し、日本における地域研究の成果を国際的に発信することを通じて、世界的な地域研究の発展に寄与するよう努力する。
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加盟学会(50音順):