JCAS:TOPページ > 地域研究イベント情報 > 一般向け講演会 > 日本学術会議 地域研究基盤整備分科会 シンポジウム 「地域研究の意義を考える」
| 主催・共催・その他 | 主催：日本学術会議 地域研究委員会 地域研究基盤整備分科会
共催：早稲田大学イスラーム地域研究機構；京都大学地域研究統合情報センター；地域研究コンソーシアム(JCAS)；地域研究学会連絡協議会（JCASA）；日本学術振興会科学研究費 基盤研究A「宗教の政治化と政治の宗教化：現代中東の宗派対立における社会的要因と国際政治の影響」（代表 酒井啓子）；日本学術振興会科学研究費 基盤研究B「現代アメリカ外交の『視座』形成過程をめぐる複合的研究」（代表 西崎文子） |
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| 種類 | 一般向け講演会 |
| 対象分野 | 政治・経済・法律,国際関係,社会・文化(宗教,民族,ジェンダー,移民),戦争・平和・災害・開発,自然環境・農林漁業・食品,その他 |
| 対象地域 | 東南アジア,中東・南アジア,アフリカ |
| 開催地方 | 関東 |
| 開催場所（詳細） | 日本学術会議 講堂 |
| 開催時期 | 2016 年 10 月 08 日 13 時 00 分 から 2016 年 10 月 08 日 17 時 00 分 まで |
| プログラム | 13：00 趣旨説明
西崎文子（日本学術会議第一部会員、東京大学大学院総合文化研究科教授） 第一部 地域研究からの問い 13：05 「日本の地域研究―その展開、課題、そして可能性」 武内進一（日本学術会議連携会員、JETROアジア経済研究所地域研究センター長） 13：25 「地域を語る−共感と反感のはざまで描かれてきたイラン像をめぐって」 桜井啓子（日本学術会議連携会員、早稲田大学イスラーム地域研究機構長） 13：45 「地域研究者は戦争にどう向き合うか」 酒井啓子（日本学術会議連携会員 千葉大学法政経学部教授） 14：05〜14：20 （ 休憩 ） 第二部 地域研究の実践と理論 14：20 「文化遺産の修復作業を通じた平和構築と文化復興—カンボジアの事例から—」 石澤良昭（上智大学前学長、アジア人材養成研究センター所長） 14：40 「地域研究の視点から見る労働：グローバル化、東南アジア、マレーシア」 吉村真子（日本学術会議連携会員 法政大学社会学部社会学科教授） 15：00 「アフリカ自然保護の現場が要請する地域研究アプローチ― 京大のアフリカ研究60年の経験から」 山越言（京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科准教授） 15：20 「地域研究と理論形成」 佐藤仁（東京大学東洋文化研究科教授） 15：40〜15：55 （ 休憩 ） 15：55 コメント 高見澤麿（日本学術会議連携会員 東京大学東洋文化研究所所長） 木畑洋一（日本学術会議連携会員 成城大学法学部教授） 16：15 討論 16：55 総括 宮崎恒二（日本学術会議第一部会員 東京外国語大学名誉教授） 17：00 閉会 |
| 概要 | 学問分野としての「地域研究(area studies)」の意義はどこにあるのか。地域研究に携わる人々は、どのような問題意識を持ち、いかなる研究手法を用いて日々、自らの対象と向き合っているのか。本シンポジウムは、このような問いに対し、多面的にかつ協同して答えようとするものである。
地域研究者の多くは、常に自分と対象地域との関係をどのように築くべきかを問い、その地域出身の専門家と異なる視点をいかに提供できるかを考え続けている。しかし、対象地域に貢献したいと考えるときに遭遇する困難やジレンマは少なくない。自分の研究や活動は、日本とその地域や国との関係、あるいは国際関係全般にいかなる影響を与えうるのか。実践の中で生じるこのような問いに答えながら、「専門知を持つ『中立的』な存在」としての地域研究者の像からはみ出す部分を丁寧に語ってもらい、地域研究の意義と課題を広く伝えたいと考える。 |
| 参加費 | - |
| 対象 | - |
| 言語 | 日本語 |
| 連絡先 | sympo10082016@gmail.com |
| URL | - |
| その他 | ポスター http://www.jcas.jp/event/jcas_image/poster_gakujutsukaigi_20161008.pdf |
