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国際シンポジウム 「近代日本」空間下の東アジア大衆演劇

主催・共催・その他 主催:立教大学アジア地域研究所
共催:異文化コミュニ―ション学部、臺北藝術大學戲劇系・東亞大眾戲劇研究會、JSPS科研費
種類 一般向け講演会
対象分野 社会・文化(宗教,民族,ジェンダー,移民),歴史・地理・建築
対象地域 東アジア
開催地方 関東
開催場所(詳細) 立教大学 池袋キャンパス11号館A203教室
開催時期 2017 年 01 月 07 日 10 時 00 分 から 2017 年 01 月 08 日 16 時 00 分 まで
プログラム 《基調講演》
邱 坤良 氏(台北芸術大学教授)
「近代東アジア大衆演劇の視野と変動―台湾、日本、中国の舞台と映画を中心に」

《発表》
簡 秀珍 氏(台北芸術大学副教授)
「両地を相照して見る──初代松旭斎天勝一座の台湾及び大阪公演」

林 于竝 氏(台北芸術大学副教授)
「現代演劇における『大衆性』」

濱口 久仁子(本学兼任講師)
「日本の舞踊における性別超越の表現―井上流京舞を中心に」

吉田 弥生 氏(フェリス女学院大学教授)
「〈芸どころ名古屋〉における少女歌舞伎・少女歌劇」

中野 正昭(本学兼任講師)
「博多中洲地区の劇場と軽演劇興行」

徐 亜湘 氏(台北芸術大学教授)
「日本統治期における台湾京劇女優劇団研究─桃園永楽社系統劇団を例として─」

張 啓豊 氏(台北芸術大学副教授)
「男性/文人から女性/演者へ―廖瓊枝(りょうけいし)の
『王魁桂英に背く』に見る性別・民俗的思考と運用―」

《通訳》
鈴木 直子(本学ランゲージセンター教育講師)
詹 慕如 氏(通訳家・翻訳家)
概要 日本の近代は明治時代の幕開け前後に始まるとされる。東京を実験場に実体化した「近代日本」の文化コードは、江戸文化の延長上にある東京文化のものではなかったため、「近代日本」空間下に組み込まれた東京、日本各地も含む東アジアの芸能は、「近代日本」の文化コードに合わせて自らを再加工し、変容せねばならなかった。本シンポジウムは各地の芸能の「近代日本」の文化コードとの折り合いの付け方に注目し、各々がもつ柔軟さ・強靭性などの質の違いと形成したローカライズド文化の関係に注目する。
※本シンポジウムは、JSPS科研費JP26370115の助成を受けた科研研究成果報告の一部である。
参加費 入場無料
対象 -
言語 日本語,その他の言語(通訳あり)(中国語(逐次通訳あり))
連絡先 アジア地域研究所
TEL:03-3985-2581(月・火・木) E-mail:ajiken[at]rikkyo.ac.jp
URL http://www.rikkyo.ac.jp/events/2017/01/18478/
その他 申込不要