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東南アジア映画上映会 京都シネアドボ2018 ―喪失の痛みと祈り―

主催・共催・その他 主催
混成アジア映画研究会
京都大学東南アジア地域研究研究所

協力
CIRASセンター共同利用共同研究・複合ユニット「災いへの社会的対応」
種類 研究集会
対象分野 社会・文化(宗教,民族,ジェンダー,移民),戦争・平和・災害・開発,言語・文学・芸術
対象地域 東南アジア
開催地方 近畿
開催場所(詳細) 京都大学東南アジア地域研究研究所 稲盛財団記念館3階大会議室
開催時期 2018 年 07 月 28 日 12 時 30 分 から 2018 年 07 月 28 日 18 時 30 分 まで
プログラム 12:30 開場
13:00-15:00 上映『ベアトリスの戦争』
※101分/テトゥン語・インドネシア語/字幕:日本語・英語
15:00-15:30 解説
15:30-16:00 休憩
16:00-18:00 上映『天国への長い道』
※115分/インドネシア語・英語/字幕:日本語・英語
18:00-18:30 解説
概要 東南アジアには、内戦・テロや災害によって大切なものや人を突然失う経験をした人々がいます。
国内のイスラム教徒人口が世界で最も大きいインドネシアは、2001年9月の米国同時多発テロ事件をきっかけに世界各地でイスラム教徒をすべてテロリストと見なす風潮が高まる中で、自分たちはテロ事件とは無関係であることを世界にアピールしようとしました。その矢先の2002年10月、インドネシアのバリ島でイスラム教の名のもとで爆弾テロが起こったことは、「多様性の中の統一」を掲げてどの宗教も対等に扱うことを国是としてきたインドネシア社会に深刻な課題を突き付けました。また、長くインドネシアの一部だった東ティモールが住民投票を経て2002年5月にインドネシアから独立したことは、インドネシアに国土の一体性を失う重大な衝撃を与えました。
社会が喪失感に包まれる中で、一人一人はそれぞれの喪失を抱きしめ、意味のある生を歩もうとします。インドネシアから独立した東ティモールを舞台とした『ベアトリスの戦争』と、バリ島爆弾テロ事件を題材にした『天国への長い道』をもとに、災いを経験した人々がどのように喪失を受け止め、再び立ち上がっていこうとしているのかを考えます。
参加費 入場無料
対象 -
言語 日本語
連絡先 京都大学東南アジア地域研究研究所
支援室Ⅱ 石神
電話(075)753-9620
✉ ishigami[@]cseas.kyoto-u.ac.jp
URL https://kyoto.cseas.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/07/20180728_poster.pdf
その他 事前登録不要