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JCAS : Japan Consortium for Area Studies

地域研究コンソーシアム
第39回(2013年度第1回)運営委員会議事録

      
日時: 2013年5月13日(月)10:00〜13:00
場所: 京都大学地域研究統合情報センター・セミナー室(213)
出席者: 家田修(北大スラ研)、野町素己(北大スラ研)、苅谷康太(東外大AA研)、幡谷則子(上智大イベロアメリカ研)、古澤文(愛知大国際中国学研究センター)、 甲山治(京大東南ア研)、中西嘉宏(京大東南ア研)、帯谷知可(京大地域研)、星川圭介(京大地域研)、 柳澤雅之(京大地域研)、山本博之(日本マレーシア学会)、西芳実(日本マレーシア学会)、立岩礼子(京外大京都LA研)、 宮原暁(大阪大GLOCOL)、福田州平(大阪大GLOCOL)、伊藤敦規(民博)、小林知(東南アジア学会)
陪席:二宮さち子
記録:伊藤敦規(民博)

議事に先立ち、
・平成25年度新規運営員の自己紹介が行われた。また、前回運営委員会ならびにメール稟議の内容の確認が行われた。
・事務局長の再任に伴い、副運営委員長が運営委員長により再度任命された。

議題

1)2013年度活動計画について

●新規運営委員に対する各部会の紹介が行われ、各部会長などから本年度活動計画が報告された。

@年次集会部会(帯谷)
・会場校の愛知大学国際中国学研究センターとの連携を含め、本年度年次集会の組織について準備状況が報告された。 詳細については、会場校と協議のうえ決めていくことが確認された。
・年次集会のプログラムの原案は以下
11月8日(金)運営委員会、理事会、コンソーシアム・ウィーク関連事業など
11月9日(土)午前:総会、午後一般公開シンポジウム+懇親会
11月10日(日)コンソーシアム・ウィーク関連事業など

A研究企画部会(宮原<代理>)
 ・年次集会一般公開シンポジウムの開催準備に関する月間予定などが報告された。

B次世代支援部会(宮原<代理>)
・本年度の次世代ワークショップの公募に関しては、京都大学地域研究統合情報センター、東南アジア研究所、北海道大学スラブ研究所の共催により、公募が行われることが報告された。
・年次集会開催時に行われる年次集会枠は、会場校の愛知大学に、若手研究者向けの研究会等の企画を検討してもらうことが提案された。
・これまでの公募枠以外の共催の可能性について問題提起があり、そうした申し出があれば、他の公募にあわせて適宜、公募枠を設けることとなった。
・公募案に関しては、次世代支援部会ならびに運営委員長に一任することとした。
・本年度の募集について、HPで公募予定の告知を早急に掲載することが決定した。実際の公募は6月の理事会後とする。

C研究交流促進部会(立岩)
・本年度の研究交流促進プログラムの公募計画について報告があり、理事会の承認を得た上で公募することとした。
・本年度のオンデマンド・セミナーの実施について、昨年度に採用されていた企画1件を5月21日に実施することが報告された。
・部会長より、部会員数の増加が要請された。

D社会連携部会(西)
・活動方針と計画について配付資料に沿って報告が行われた。
・年次集会時に、社会連携プロジェクト活動の報告会を実施することが決定した。

E情報資源部会(柳澤)
・本年度の活動計画として、フィールドノートの共有に関する基礎研究を進め、プロトタイプの作成を進めることが報告された。
・地域研究に関連する情報基盤整備を進める「地域の知」プロジェクトに関する地域研究コンソーシアムを取り巻く状況と協力要請の可能性について説明があった。 詳細について、担当者からのブリーフィングの機会を設けることとなり、関係者に打診することとなった。

F地域研究方法論部会(山本)
・地域研究方法論プロジェクトの趣旨が説明され、地域研究に関わる個別プロジェクトを随時募集している旨、報告された。

G広報部会(柳澤)
・ニューズレターやポスター制作についての活動予定について説明があった。

H和文雑誌部会(西)
・雑誌『地域研究』の刊行についての活動予定が報告された。
・特集企画や個別論文の公募方法について、説明があり、JCASで公募したプログラムの関係者からの公募を促進するなど、公募の数を増やしていく手段を講ずることなどが議論された。

IJCAS賞(宮原)
 ・本年度のJCAS賞審査の日程等について説明があった。

J将来構想WG(立岩)
 ・官公庁や民間企業やマスコミと接合される地域研究について検討する研究会を、京都大学地域研の共同研究「地域研究方法論プロジェクト」との共催により実施する計画が報告された。

K事務局(帯谷)
 ・事務局の活動一般について報告がなされた。

その他
 ※JCASの運営に関する委員からの質問をうけ、運営委員長などから将来的によりわかりやすい説明方法を検討していく意見が出された。

2.所属部会の決定

各運営委員の部会構成は、昨年度を継続することとする。なお、新規運営委員については別途調整することとなった。

3.2013年度JCAS賞の審査担当作品の決定

・各賞の応募に対し、一件につき一次審査員2名が決定した。
・一次審査結果提出の締め切りや審査要項については、後日事務局より各位に発送することとなった。締め切りの目安は6月中旬である。

以上