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JCAS : Japan Consortium for Area Studies

地域研究コンソーシアム
第42回(2013年度第4回)運営委員会議事録

 
日時: 2014年3月10日(月)10:00〜12:00
場所: 京都大学稲盛財団記念館213号室
出席者: 宮原曉(大阪大GLOCOL)、帯谷知可(京大地域研)、上野稔弘(東北大東北アジア研究センター)、丹羽典生(民博)、星川圭介(京大地域研)、福田州平(大阪大GLOCOL)、柳澤雅之(京大地域研)
陪席者: 今泉慎也(アジ研)、二宮(事務局)
記録:星川圭介(京大地域研)

1)14年度年次集会について

年次集会の日程候補を11月1日(土)(総会、年次集会シンポジウム)、10月31日(金)(運営委員会、理事会、次世代ワークショップ等)とすることとした。広報や経費の負担、年次集会シンポジウムのテーマ等に関しては、今後、会場組織(アジア経済研究所)、年次集会部会、研究企画部会で協議していくこととした。

2)JCAS賞の公募について

・選外の方に関する通知について、これまで推薦者(自薦を含む)への通知は行っていなかったが、本年度総会の際、選外の通知を推薦者にもするべきではないかという提案があり、今後は総会での結果発表後、賞部会の名で推薦者への通知を行うこととしたい。
・審査委員会の家田委員がJCAS理事に着任するにあたり、委員辞退の申し出があり、これを認めることとした。委員の補充については、賞部会で協議することとした。

3)次世代ワークショップの個人を共催者とする共催枠について

・次世代ワークショップ公募「異文化・環境教育枠」について、来年度も継続して枠を確保することとした。
・「異文化・環境教育枠」の共催者(個人)を、JCAS運営委員、ないし次世代支援部会員とすることに関しては、テクニカルな問題があり、委員長が関係者と協議したうえで、改めてメール審議することとした。
・次世代ワークショップの応募数の増加を計るため、締め切りを8月31日、11月30日の年二回とすることとした。

4)東南アジア研究所「東南アジア研究の国際共同研究拠点」タイプWの審査について

標題の件に関する審査依頼に基づき、審査を担当することとした。なお審査は、今年度の研究交流促進部会が担当することとしたい。

5)ニューズレター

北東アジア学会からの依頼でニューズレターのPDF版を学会に送付したが、この方法は加盟組織のうち特に学会等では有効であり、今後、学会の事務局宛に依頼文書をつけたうえで、PDF版を送ることとした。

6)次期運営委員長の選出

次期運営委員長の選出に関し、宮原曉氏から立候補の申し出があり、次期委員長として選出することとした。

(報告事項)

1.メール審議の補足

1)将来構想ワーキングにおいて、アジアプレス、iAsiaの石丸次郎氏、NHK衛星放送、iAsiaの立岩陽一郎氏との懇談があったことを踏まえ、ジャーナリズムと地域研究との接点を探ること、とりわけ若手の地域研究者のアジアプレスへの投稿の可能性等について意見が交換された。

2)JCAS賞公募要領について、昨年度から以下の3点が変更された旨、報告があった。
  (1)推薦書類のメール送付(文字を打ち直す手間を省く)
  (2)研究企画・社会連携に関しては審査書類が膨大になることを避けるため資料を3点に絞る.ウェブサイトの印刷の印刷物も含む。
3)書籍現物の送付を義務付けることとした。

2.活動報告

年次集会部会(帯谷)
・年次集会の参加者数について、総会50名,一般シンポ91名との報告があった。(ただし申込人数であり、愛知大学では、実際の会場内の人数を公表している)。
研究企画部会(上野)
・本年度の年次集会シンポジウム報告書をJCASコラボレーションシリーズとして、3月中旬刊行予定である旨、報告があった。
次世代支援部会(宮原)
・採択された課題の実施状況について報告があった。
・大学院の学生があまり募集を知らないこともあるので、関連の大学院などにピンポイントでアナウンスしてはどうか、との意見があり、ポスターやパンフレットの送付のみらなずもう少し顔が見える形での広報の手法を検討してはとの意見があった。
研究交流促進部会(宮原)
・応募件数を公募枠の2倍にまで増やすことを目標とする旨、報告があった。
・応募件数を増やすために、以下の諸点が議論された。
語学に関する共同企画講義の開講の可能性
単体の加盟組織から課題を提案してもらい、採用された課題に関して、共同研究への参加加盟組織を公募する方式の検討
共同企画講義の継続性の担保
情報資源部会(柳澤)
・JCAS加盟組織のすべてのHPを調査し,研究資源(紀要,統計データ,学術資料)の一覧を作成。JCASニューズレターに掲載し、配布した。
・来年度はこの情報をもとに、どうすればJCASらしい企画が可能かを検討する。
和文雑誌部会
・『地域研究』第14巻第1号(総特集「グローバルスタディーズ」)を3月半ばに刊行した。『地域研究』第14巻第2号(特集1「紅い戦争の記憶―旧ソ連・中国・ベトナムを比較する」特集2「『三つの祖国』に生きる越境者」)も3月末に刊行される予定である。今年度から編集委員長の巻頭言を付すようにした。

(本議事録は2014年3月10日に議事要旨として作成され、後に3月27日JCAS運営委員会メール審議により議事録とすることが承認された。)

以上