地域研究コンソーシアム
642021年度第1回)運営委員会議事録

   

日時:

2021416日(金)15:0016:25

場所:

オンライン

出席者(20名):

青島陽子、飯塚正人、飯塚宜子、磯貝真澄、宇田川妙子、王柳蘭、岡田泰平、郭万里、坂本龍太、谷洋之、デレーニ・アリーン、戸田美佳子、長縄宣博、西芳実、西井凉子、丹羽典生、松井直之、町北朋洋、柳澤雅之、山本博之

 

配付資料

(1)  第63回2020年度第2回)運営委員会議事録案

(2)  年次集会部会活動報告

(3)  オンライン・ジャーナル部会活動報告

(4)  JCAS賞部会活動報告

(5)  事務局活動報告

 

議事
1.第63回運営委員会議事録案の確認

・原案通り承認された。

2.運営委員と所属部会の確認

・各委員の今年度所属部会を確認した。

 ・前部会長の運営委員退任により4月1日から空席となっていた年次集会部会長に長縄宣博委員を選出した。また、同じ理由で空席となっていた運営副委員長について、次期への引き継ぎのため、次期の事務局担当組織から選出されている運営委員が運営副委員長となる慣例に従い、長縄委員を副委員長に指名した。長縄副委員長の任期は2021416日から20223月末まで。

 

3.年次集会について

年次集会部会から以下の報告があった

今年度の年次集会は日本貿易振興機構アジア経済研究所にて開催される

・会場となる組織が開催日時と会場を決定し、年次集会プログラム後半の一般公開シンポジウムを年次集会部会と共同で企画することになるため、今後は速やかにアジア経済研究所の担当者と連絡を取り、運営委員長・副委員長を中心に準備を進める。なお、年次集会プログラムの前半はJCAS活動報告とJCAS賞授賞式となるが、年次集会に出席するJCAS賞の受賞者とシンポジウム・パネリストの旅費は会場組織にご負担いただくことになるため、アジア経済研究所担当者に確認依頼。

 

4.オンライン・ジャーナルについて

 オンライン・ジャーナル部会から以下の報告があった

『地域研究』21-1号(2020年度号)に書評2本の掲載が決まっている。

・冊子体バックナンバーの配布について、すでに加盟組織メーリングリスト等でも広報しているが、引き続き入手希望者を募集中。

 

5.JCAS賞について

 JCAS賞部会から以下の報告があった

・昨年9月30日の理事会で、社会連携賞の基準をより明確にしてほしいとの要望が出たことをきっかけに、JCAS賞部会が中心となって企画・検討を進めてきた「社会連携セレクション」については、前回運営委員会で承認された運用案に基づき、2月半ばから加盟団体からの推薦を受け付け、317日、JCASホームページに計42件を掲載した。その後、掲載された活動を行っている団体に運営委員長が連絡し、若干の修正を受け、324日にホームページの記載を更新した。今年度から本事業の担当は事務局に移行するが、事業の位置付け、加盟団体の推薦時期等を再検討したうえで、当該事業を継続し、年次集会で加盟組織にいっそうの協力を求めていく。

 ・今年度は419日の推薦期間中に作品賞14件、登竜賞22件、研究企画賞2件、社会連携賞5件の推薦があり、結果として過去最多の推薦となった。
41013日に部会でプレセレクションを行い、一次審査の対象を23件に絞った。

 

.事務局の活動について

 事務局から以下の報告があった。

・日本学術振興会より日本学術振興会賞の推薦依頼があり、前年度の地域研究コンソーシアム賞(JCAS賞)の登竜賞受賞者が日本学術振興会賞の推薦条件を満たしている場合にその候補を推薦するという理事会決定に基づき、候補者を選定して会長名で推薦した。
 ・京都大学東南アジア地域研究研究所より、令和3年度共同利用・共同研究拠点「東南アジア研究の国際共同拠点」の公募への審査協力依頼があり、現在審査中。

 

7.JCAS賞の一次審査について

・一次審査の担当を決定した。審査結果の提出締切は521日。

 

8.地域研究構想部会の活動について

 ・地域研究構想部会は、複数組織が連携した研究課題を構想する一方、多様な情報を利用する地域研究の手法や地域研究における業績評価のあり方などを検討するために設置されているが、当面の活動について意見交換を行った結果、地域研究の回顧と展望や各地域の地域研究の新たな試み、また社会連携活動の記録などに関する寄稿をオンライン・ジャーナルに掲載し、紹介したらよいのではないかとの意見が多くの委員から支持された。今後はこうした活動を具体化する方向で議論を継続する。

 

9.その他

JCAS賞推薦数の増加は好ましい傾向ではあるものの、プレセレクションで半数近くが落とされることになり、やや新たな懸念となりつつあるなか、委員から、JCAS賞部会によるプレセレクションで一次審査の対象外となった推薦作や活動も運営委員会に報告すべきではないかとの問題提起があり、来年度以降、プレセレクションをどうするかも含め、JCAS賞部会で検討することとした。

 

以上