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第3回(2013年度)地域研究コンソーシアム賞 募集要項

第3回(2013年度)地域研究コンソーシアム賞 募集要項


地域研究コンソーシアム賞の候補を以下のように募集します。2013年度の応募締め切りは2013年5月7日(必着)です。

趣旨
地域研究コンソーシアムは、その規約において「国家や地域を横断する学際的な地域研究を推進するとともに、 その基盤としての地域研究関連諸組織を連携する研究実施・支援体制を構築することを目的とする。これにより、人文・社会科学系および自然科学系の諸学問を統合する新たな知の営みとしての地域研究のさらなる進展を図る」と述べ、それに続いて1) 共同研究の企画・実施・支援、2) 海外研究拠点の設置運営と国際的な共同研究・臨地研究の企画・実施、3) 研究成果の国内外への発信・出版、4) 地域研究情報の相互活用・共有化と公開という具体的目標を掲げている。
地域研究コンソーシアム賞は、上記の目標を達成する上で大きな貢献のあった研究業績、共同研究企画、そして社会連携活動を広く顕彰することを目的として授与される。

地域研究コンソーシアム賞の顕彰部門
1.研究作品賞:個人ないし共同による学術研究業績で、賞の趣旨に合致する公刊論文ないし図書の作品を対象とする。
2.登竜賞:大学院生及び最終学歴修了後10年程度以内を目安とする研究者による学術研究業績で、賞の趣旨に合致する公刊論文ないし図書の作品を対象とする。
3.研究企画賞:共同研究企画で、賞の趣旨に合致し、今後の地域研究の動向に対して大きなインパクトを与えたシンポジウムの開催や研究プロジェクトの遂行などの企画を対象とする。
4.社会連携賞:学術研究以外の分野で賞の趣旨に合致する活動実績を対象とする。

地域研究コンソーシアム賞の推薦
地域研究コンソーシアム賞は自薦ないし他薦をもとに選考される。
推薦者は個人に限る。また、推薦書の記載は日本語に限る。
推薦者は複数の作品、企画、活動を推薦できるが、同一の作品、企画、活動を複数の部門に重複して推薦することはできない。また、一人の個人または一つの組織について推薦できるのは原則として一つの作品、企画、活動とする。
推薦書の様式は特に定めないが、以下の各項目を記入すること。(以下の様式をダウンロードして使用してもかまいません。)
1)推薦者の氏名、所属・職名、主な経歴・研究活動業績
2)推薦部門(研究作品賞・登竜賞・研究企画賞・社会連携賞のいずれか)
3)推薦対象の作品・企画・活動の概要:作品の場合は書誌情報と概要、企画の場合は規格の名称と概要、活動の場合は活動の名称と概要。いずれも400~1000字以内(図表等を挿入する場合、図表等は1000字に含めない)。研究企画賞と社会連携賞への応募は、企画内容や活動内容がわかる資料一式を添えること。
4)推薦理由:400~1000字以内。地域研究コンソーシアム賞の顕彰目的を踏まえた推薦理由。

各部門の推薦対象は以下の通りとする。

1)研究作品賞:前年度及び前々年度(2011年4月1日から2013年3月31日まで)に公刊された論文ないし図書の作品。

2)登竜賞:大学院生及び最終学歴修了後10年程度以内を目安とする研究者によって、前年度及び前々年度(2011年4月1日から2013年3月31日まで)に公刊された論文ないし図書の作品(博士論文も含まれる)。

3)研究企画賞:前年度及び前々年度(2011年4月1日から2013年3月31日まで)に実施された共同研究企画の実績。

4)社会連携賞:前年度(2012年4月1日から2013年3月31日まで)ないしそれ以前から行われてきた研究以外の活動で、地域研究の発展に寄与する実績。

地域研究コンソーシアム賞の選考
審査委員会は地域研究コンソーシアムの委嘱を受けた5名程度の専門家で構成される。

審査委員会
家田修、高木洋、長崎暢子、西村成雄、二村久則 (敬称略、五十音順)

地域研究コンソーシアム賞の顕彰
1)地域研究コンソーシアム年次集会で授賞式を行い、審査委員会による講評、会長による賞状の授与、受賞者による受賞スピーチを行う。
2)『地域研究』誌上で審査講評と受賞作の概要を掲載する。図書が受賞対象となった場合は書評として掲載することもある。
3)地域研究コンソーシアム・ホームページに審査講評と受賞作の概要を掲載する。

2013年度の募集
応募期間:2013年5月7日(必着)

応募・問い合わせ先:E-mail:jcasjimu[at]jcas.jp
〒606-8501京都市左京区吉田下阿達町 46
京都大学地域研究統合情報センター内
地域研究コンソーシアム事務局
TEL:075-753-9616
FAX:075-753-9602