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JCAS:TOPページ > 地域研究コンソーシアム(JCAS)について
地域研究コンソーシアムは、アカデミック・コミュニティに立脚する新しい型の組織連携です。参加しているのは地域研究を推進する研究組織が主ですが、次の世代の地域研究者を育成する教育組織、そして地域研究の成果を実社会で活用する民間組織もまた重要な構成員です。つまり研究所、研究センター、研究科から、世界の諸地域の現場で活動するNGOに至るまで、多種多様な組織が大学等の枠組を超えて集まっているところにこのコンソーシアムの新しさがあります。また、地域研究コンソーシアムは開かれた活動体であり、 新たな加盟はいつでも歓迎されます。
研究対象との絶えざる対話、地域と地域研究者との双方向の対話が地域研究の基礎です。本コンソーシアムにおいても、研究、次世代養成、社会連携が組織の枠組みを越え、しかも相互的、双方向的に連動することで、参加組織のそれぞれが有している知や資源が幾重にも生かされ、さらにはそれが新たな知や活力として参加組織に戻ってくることが目指されています。
こうした知と活力のネットワークを機動的に後押しし、連携活動を活性化させる仕組みとして、地域研究コンソーシアムには拠点組織が置かれています。現在、本コンソーシアムの設立に中心的にかかわった4つの全国共同利用型国際研究拠点、すなわち地域研究企画交流センター、京都大学東南アジア研究所、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、そして北海道大学スラブ研究センターがこの役割を担っています。中でも、人間文化研究機構内に大学を超えた地域研究を推進するために設置された地域研究企画交流センターには、核となる機能を果たすべく、コンソーシアムの事務局が置かれています。
開かれたネットワーク、双方向的な知と資源の活用、拠点組織の機動性によって、地域研究コンソーシアムはこれまで実現困難だった地域研究にかかわる研究、次世代育成、社会連携の新たな空間を生み出す媒体になることができると考えます。皆さん、地域研究の新たな空間づくりに参加しませんか。
2004年4月26日 地域研究コンソーシアム発足に際して
地域研究コンソーシアム会長
北海道大学スラブ研究センター教授
家田修