JCASイメージ画像

JCAS賞2018募集要項

第8回(2018年度)地域研究コンソーシアム賞 募集要項

地域研究コンソーシアム賞の候補を以下のように募集します。

1)研究作品賞  2)登竜賞  3)社会連携賞 

【推薦受付期間】2018年4月2日(月)~4月17日(火)(必着)


趣旨
地域研究コンソーシアム(JCAS)は、国家や地域を横断し、人文・社会科学系および自然科学系の諸学問を統合する新たな知の営みとしての地域研究のさらなる進展を図ること、その基盤としての地域研究関連諸組織を連携する研究の実施・支援体制を構築することを目的として設立されました。この目的を実現するためJCASでは、1) 共同研究の企画・実施・支援、2) 国際的な共同研究・臨地研究の企画・実施、3) 研究成果の国内外への発信・出版、4) 地域研究情報の相互活用・共有化と公開、5) 教育・人材育成のための連携・協力を具体的目標として掲げています。
JCASでは、上記の目的、目標を達成するうえで大きな貢献のあった研究業績や社会連携活動を広く顕彰するため、地域研究コンソーシアム賞(JCAS賞)を設けています。本年度も下記の要領で募集します。地域や国境、そして学問領域の境界を越えた意欲的な作品・活動の推薦をお待ちしています。JCAS賞を通して、今後も、地域研究が地域別の垣根を越えて、研究全体としての質的向上に貢献できますよう、皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。

地域研究コンソーシアム賞の顕彰部門
1.地域研究コンソーシアム研究作品賞:個人ないし共同による学術研究業績で、賞の趣旨に合致する公刊論文ないし図書の作品。前年度または前々年度に公刊された論文ないし図書を対象とします。 2.地域研究コンソーシアム登竜賞:大学院生ないし最終学歴修了後10年以内を目安とする研究者による学術研究業績で、賞の趣旨に合致する公刊論文ないし図書の作品。前年度または前々年度に公刊された論文ないし図書(博士論文を含む)を対象とします。登竜賞推薦作品のうち特に研究作品賞としてふさわしいとされた作品に研究作品賞を授与する場合があります。 3.地域研究コンソーシアム社会連携賞:狭義の学術研究以外の分野で賞の趣旨に合致する活動実績。前年度に実施された活動(前々年度以前からの継続を含む)を対象とします。

地域研究コンソーシアム賞の推薦
地域研究コンソーシアム賞は推薦により選考されます(自薦、他薦を問いません)。推薦者は個人に限ります。また、推薦書類の記載は日本語に限ります。

推薦者は複数の作品、活動を推薦できますが、同一の作品、活動を複数の部門に重複して推薦することはできません。また、一人の個人または一つの組織について推薦できるのは原則として一つの作品、活動とします。推薦書類の様式は特に定めませんが、以下の各項目を記入してください。(以下の様式をダウンロードして使用してもかまいません。)

1)推薦者の氏名、所属・職名(もしくは主な経歴・研究活動業績)

2)推薦部門(研究作品賞・登竜賞・社会連携賞のいずれか)

3)推薦対象の作品・活動の概要:作品の場合は書誌情報と概要、活動実績の場合は活動実績の名称と概要、表彰の対象となる代表者(ないし組織)。いずれも400-1000字で、ほかに図表等を挿入してもかまいません。研究作品賞と登竜賞に論文や図書を推薦する場合は、当該論文の抜刷や図書を同封してください。社会連携賞への推薦は、企画内容や活動内容がわかる参考資料一式を添えてください。
4)推薦理由:JCAS賞の顕彰目的を踏まえた推薦理由。400~1000字。


各部門の推薦対象は以下の通りとします。

1)研究作品賞:前年度または前々年度に公刊された論文ないし図書の作品を推薦の対象とします。推薦された作品の中から研究作品賞を授与します。

2)登竜賞:大学院生ないし最終学歴修了後10年程度以内を目安とする研究者によって前年度または前々年度に公刊された論文ないし図書の作品を推薦の対象とします(「登竜賞」の選考対象には博士論文も含まれます)。推薦された作品の中から登竜賞を授与します。登竜賞推薦作品のうちとくに研究作品賞としてふさわしいとされた作品には、研究作品賞を授与する場合があります。

3)社会連携賞:前年度に実施された狭義の研究以外の活動(前々年度以前からの継続を含む)で、地域研究の発展に寄与する実績を推薦の対象とします。推薦された活動実績の中から社会連携賞を授与します。


●●●応募方法および注意事項●●●


推薦書類と審査資料をご送付ください。

① 推薦書類は電子メールの添付ファイルによって提出してください。(アドレス: jcasjimu[at]jcas.jp)

② 研究作品賞及び登竜賞では、審査資料として推薦対象作品(書籍)を1部提出してください。


③ 社会連携賞では、審査資料は原則として3点以内を提出してください。


④ 審査資料は、書籍等の場合は郵送で、ウェブサイトからダウンロードできるもの等の場合は電子メールで提出してください。


⑤ 審査資料は審査結果にかかわらず返却しません。審査資料が高価なものや稀少なものである場合は事務局までご相談ください。


地域研究コンソーシアム賞の選考

JCAS運営委員による一次審査およびJCASによる委嘱を受けた専門委員による二次審査の後、JCAS理事会によって審査が行われます。


なお、2017年度の専門委員は以下の通りでした。(敬称略・五十音順)
〈研究作品賞〉
  帯谷知可(京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授)
  川島真(東京大学大学院総合文化研究科・教授)
  林忠行(京都女子大学・学長)

〈登竜賞〉
  木畑洋一(東京大学/成城大学・名誉教授)
  宮原曉(大阪大学グローバルイニシアティブ・センター・教授)
  森山工(東京大学大学院総合文化研究科・教授)

〈社会連携賞〉
  臼杵陽(日本女子大学文学部・教授)
  清水展(京都大学・名誉教授)
  竹中千春(立教大学法学部・教授)

〈研究企画賞〉(※2018年度は募集なし)
  臼杵陽(日本女子大学文学部・教授)
  清水展(京都大学・名誉教授)
  竹中千春(立教大学法学部・教授)

地域研究コンソーシアム賞の顕彰
1)JCASの年次集会で授賞式を行います。
2)オンライン・ジャーナル『地域研究』に審査講評と受賞作品・活動の概要を掲載します。図書が受賞対象となった場合は書評を掲載することもあります。
3)JCASホームページに審査講評と受賞した作品・活動の概要を掲載します。

2018年度の募集

1)研究作品賞  2)登竜賞  3)社会連携賞 


推薦受付期間:2018年4月2日(月)~4月17日(火)(必着)


応募・問い合わせ先
E-mail: jcasjimu[at]jcas.jp
〒606-8501
京都市左京区吉田下阿達町46
京都大学東南アジア地域研究研究所 地域研究企画推進室内
地域研究コンソーシアム事務局
TEL: 075-753-9616
FAX: 075-753-9602