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消滅しない国家--民族を通して考える

主催 国立民族学博物館地域研究企画交流センター
種類 研究活動
概要 ヨーロッパに起源を持ち世界各地で建設が試みられてきた国民国家は、20世紀の間に様々な困難に直面し、挑戦を受けてきた。現在では、グローバル化の進展や国家を超える諸組織の成立と発展により、国家の役割が国際的に相対化される現象も観察される。しかしながら、歴史変動の中で変容を迫られ、動揺し、あるいは崩壊したものがあるにもかかわらず、多くの国家が少なくとも今日まで存在し続けてきたことも事実である。今後、国家はどうなるのだろうか。また、それに伴って民族はどうなるのか。民族は国家を必要としないのか、国家を超越しようとするのか、逆に、何らかの機能や役割を果たすことを国家に期待するのか。本シンポジウムでは、セッションを地域ごとにまとめて各地域に即した切り口を採用するのではなく、地域の枠組を取り払った上で、国家との関係において見られる民族集団や民族運動のあらわれ方や現実の動態に重点を置くことによって上記の課題について検討したい。
公募課題 -
応募資格・条件 -
応募方法 -
申し込み先 -
締め切り 2008 年 12 月 31 日
結果通知 -
URL http://www.minpaku.ac.jp/jcas/symposia/2005/20060113_15/index.html
その他 対象: 一般
日時: 2006年1月13日(金)--15日(日)
会場: 東京大学駒場キャンパス・数理科学研究科棟大講義室