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東北アジア研究センター共同研究公募

主催 東北大学東北アジア研究センター
種類 研究活動
概要 我が国をも含むユーラシア東部では既存の枠組みを超えた新たな地域形成が進行しつつあります。ここにモンゴル・中国・ロシア・朝鮮半島と我が国が関わる課題を共有する地域概念としての東北アジアが定義できます。東北アジア研究センターは、東北アジア地域の文化・社会・経済・資源・環境等の諸課題を、歴史的・現代的視点から分析し、また自然科学と人文社会科学の手法を駆使して文理が連携する分野横断型の研究を、我が国の中核として推進することを目的としています。さらに、その研究成果を積極的に社会に還元することを通して、これらの地域の国や人々の相互理解と問題解決に寄与し、東北アジア地域社会の平和形成と共生に貢献することをめざしています。
このたび、本センターの共同利用・共同研究拠点としての機能を充実させるため、新たに公募による共同研究制度を発足させ、3つの分野の研究を推進することといたしました。
公募課題 (A) 東北アジア地域課題解決型研究:東北アジア地域が抱える課題を認識する研究者が、本センターの設備・資料や教員の持つ学術を活用して、課題の解決方法を探るための研究
(B) フィールド適用型研究:自然・人文・社会科学などの学術的知識を持つ研究者が、東北アジア地域の実情に詳しい本センター教員と共同して、その適用フィールドを拡大するための研究
(C) 東北アジア学術深化型研究:東北アジア地域の自然・人間・社会をより深く理解するための研究

対象となる研究は、東北アジア地域の複数の国にまたがる課題、あるいは既存の学問研究分野の枠組みを越えた分野横断型の研究です。研究者の皆様の独創的な発想や優れた研究成果に基づき、本センターの設備・資料を利用して、あるいは本センター教員との共同研究として実施・展開する企画・提案を広く募集します。
応募資格・条件 本センターの研究者以外の、国立大学法人・公・私立大学及び高等専門学校並びに独立行政法人及び特殊法人の研究者です。研究組織の中に分担者として教務職員、技術一般職員及び大学院生(高等専門学校にあっては専攻科学生)を含むことが出来ます。
応募方法 (1) 申請書(様式1)に記入の上、電子メールで director(at)cneas.tohoku.ac.jp に送信してください。
(2) 本センターの設備・保有資料・所属教員名・研究の概要等は本センターホームページ(http://www.cneas.tohoku.ac.jp)をご参照ください。
(3) 締切 平成21年12月31日(木)(期限厳守)
申し込み先 director(at)cneas.tohoku.ac.jp
締め切り 2009 年 12 月 31 日必着
結果通知 研究期間終了後1か月以内に研究経過・内容・成果・研究費支出についてまとめた研究成果報告書(様式2)を提出していただきます。また、本年度から平成22年度にまたいで実施する課題については、平成
22年4月20日(火)までに、中間報告書(様式3)を提出していただきます。
URL http://www.cneas.tohoku.ac.jp/news/news24.html
その他 研究成果を論文として発表した場合には、論文中に本事業による研究であることを明記し、刊行後に抜き刷りあるいはコピーを一部東北アジア研究センターに提出してください。