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ITP若手研究者海外派遣フェロー

主催 北海道大学スラブ研究センター
種類 研究活動
概要 スラブ研究センターは、独立行政法人日本学術振興会が推進する「若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)」の平成20‒24 年度における実施組織として採択されました。このプログラムによって、スラブ研究センターは、ハーヴァード大学デイヴィス・センター、ジョージ・ワシントン大学(ワシントンDC)、オックスフォード大学聖アントニー校をパートナーとし、それらに毎年一人ずつ若手研究者を派遣します。

詳しくは以下のサイトを御覧下さい。
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/itp-hp/bosyu/koubo-5th.pdf
公募課題 1.事前準備:派遣までに、スラブ研究センターから提供される会議英語、英語論文執筆についての訓練メニューをこなすこと。
2.研究活動:派遣期間中、スラブ研究センターとパートナー・受入先機関と協力して、中小規模のセミナー、コンフェレンスを組織すること。
3.研究発表:派遣期間中に権威のある国際学会で報告し、英文の査読つき研究誌に投稿すること。また派遣期間中に次年度の権威ある国際学会での報告を登録すること。
4.活動報告:派遣中の活動につき、担当教員に適宜報告すること。帰国後、分析的な活動報告書を提出すること。
5.帰国後の活動:帰国後も事業期間中は、国際的な業績の発表、国際的な査読雑誌への投稿を積極的に行うこと(年1 回の国際研究集会での報告、年1 本は欧米査読誌への投稿をめどとして校閲費、旅費などを援助する)。
応募資格・条件 1.スラブ・ユーラシア地域(旧ソ連・東欧)またはその隣接地域を専門とする研究者で、常勤(テニュア)の職を有していないか、助教以下の身分の者。
2.博士号取得から原則として5 年以内の者、もしくは博士論文審査中の者。
3.すでに外国語での発表業績を有するか、国際的な研究集会で報告経験のある者。

以上に加え、派遣期間中に国際的な業績発表予定のある者(たとえば、AAASS、ASN、CESS、ICCEES など権威ある国際学会の次回年次大会に向けて既に報告登録している者)が優先的に選抜される。
応募方法 応募書類:
1.業績一覧(日本語以外での業績、国際的な研究発表経験を強調すること)
2.履歴書
3.研究計画(派遣先第2 志望も明記し、第1、第2 志望に応じた2 種類の計画を提出するのが望ましい)
申し込み先 〒060-0809 札幌市北区北9条西7丁目北海道大学スラブ研究センター
(封筒に「ITP 応募書類在中」と明記すること)
締め切り 2012 年 01 月 10 日必着
結果通知 選考結果は、2 月10 日までに通知する。大学等に勤務する者については、採択通知後、所属組織の長の派遣同意書を提出してもらう場合がある。
URL http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/itp-hp/itp-index.html
その他 待遇:
1.研修先の選択:ハーヴァード大学デイヴィス・センター、ジョージ・ワシントン大学、オックスフォード大学聖アントニー校のいずれかを研修先として選ぶことができ
る。応募に当たっては、第1希望だけでなく、第2 希望も明記することが望ましい。
2.研修経費:10 カ月の旅費、滞在費として適切な額が支給される。2011 年度の実績は、1人月あたりの滞在費(生活費)が34 万円程度、往復運賃が30 万円程度である。また英文校閲・英語能力向上のための費用および企画費(ASEEES、ASN、CESS、ICCEES などの権威ある国際学会の大会でのパネル組織やパートナー機関と協力しての中小規模のイベント組織)が支給される。
3.研修準備への支援:派遣者として選抜されてから派遣までの期間に、合宿・講習会などの形で、会議英語、英語論文執筆についての集中的なトレーニングを受けることができる。
4.研究への支援:派遣先でのセミナーのカリキュラム化、優秀な英文編集者の発見、有力研究機関・研究者とのコンタクトなどの訓練基盤形成につき、担当教員の個別具体的援助を受けることができる。
5.帰国後の支援:帰国後も事業期間中は、有力国際学会でパネルを組織し、ペーパーを発表し、欧米の権威ある研究誌に投稿するために、資金・内容面で援助を受けることができる。