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CIRASセンター2021年度共同研究課題(共同研究会)の公募【締切4/11】

主催 東南アジア地域研究研究所附属CIRASセンター
種類 -
概要 CIRASセンターは、文部科学省から認定された共同利用・共同研究拠点「地域情報資源の共有化と相関型地域研究の推進拠点」として、地域研究コミュニティの協力参加のもと、広い基盤に立った研究の進展をはかるため、公募による共同研究や公開シンポジウム・公開ワークショップなど学内外に広く開かれた研究システムを導入しています。
 皆様からの多数のご応募をお待ちしております。また、学内外のご関心のある方々に広くお知らせくださいますよう、ご協力をお願いいたします。
公募課題 地域横断型の地域研究の共同利用・共同研究拠点としての機能をより発揮させ、地域研究コミュニティの学術的発展に資するよう、CIRASセンターでは、東南アジアに限らず世界を視野に入れた、「地域情報資源の共有化(地域情報学)」と「相関型地域研究」のふたつのテーマを重要な事業として推進してきました。2021年度は、これらのいずれか、あるいは、双方に関連のある共同研究課題を公募します。文理融合の新しい取り組みや、一般社会との連携を通じた新しい地域研究を積極的に推進し、地域研究拠点としての機能のいっそうの強化を目指します。

■地域情報資源の共有化(地域情報学)
 地域研究に関わる資料は文字・画像・動画・音声など多様であり、しかも多くは複数の研究機関に分散して所蔵されています。「地域情報学」では、このように多様かつ分散している研究資料を情報学の手法を用いて統合し、研究者をはじめとする地域に関わる人々の利用に供するために地域研究情報資源の統合と共有化を推進しています。また、地域研究に必要なさまざまな情報群の収集と整理、データベース等のシステム構築、地域社会の読み解き、将来予測、成果の発信と共有など、地域研究の新たな展開を図っています。

■相関型地域研究
 国境や文化圏を越えるヒト・カネ・モノ・情報の量・速度が増大している今日、一地域の変動は直ちに周辺地域あるいは全世界に波及します。地域の理解を目的とする地域研究は、グローバルとローカルをリンクしながら地域をデザインする学問への脱皮を迫られています。そのためには、比較を通じて地域の個性を把握するとともに、各地域がどのように関わりあいながら世界を構成しているかという研究の視点が不可欠です。この「比較」と「関係性」のふたつをキーワードとした地域研究の試みが「相関型地域研究」です。
応募資格・条件 研究代表者は、国内の大学その他の研究・教育機関の教員、研究職員、またはこれと同等の能力を有すると本研究所長が認めた者とします。
応募方法 所定の申請書(様式1)、共同研究員名簿(様式2)に必要事項を記入の上、電子メールへの添付によって提出してください(英語での申請書記入も可)。
   申請書類:申請書(様式1) 
   共同研究員名簿(様式2)
   報告書類:実績報告書(様式3)
 教育・研究機関、法人等に所属している方が研究代表者となる場合は、採択された後に申請者の所属機関(部局)の長による承諾書の提出をお願いします。
 研究計画の申請書(様式 1)ならびに各年度末に提出していただく実績報告書(様式 3)の作成にあたっては、異なる分野の研究者にも理解しやすい内容となるよう留意してください。
申し込み先 電子メール ciras (AT) cseas.kyoto-u.ac.jp ( (AT) を@に換えてください)
 メールの件名に「CIRAS公募共同研究応募」と明記してください。
締め切り 2021 年 04 月 11 日必着
結果通知 研究所外有識者を含む共同利用委員会で審査します。また、地域研究コンソーシアム(JCAS)による審査を希望される場合は、その旨、明記してください。
 審査結果は、2021年5月末に研究代表者宛に通知します。採択された課題の研究計画書は本研究所のホームページで公開されます。
URL https://ciras.cseas.kyoto-u.ac.jp/application/application-guide/
その他 -